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ATLAS FMC 5503 DD Boxcar
2023-03-13 Mon 16:57
"行く・逃げる・去る"・・・月日が流れるのが本当に早く、さらに年々加速してゆきます。
2カ月半、仕事に邁進?しておりました。(爆

 昨年前半は、流行り病のおかげで仕事はガタガタ、後半から一気に取返し・・・その分公休返上・・・で、どうにか通常の8割くらいまで我が家の財政状況を挽回してみましたが、とーちゃんよりデカい"ヒナ"たちにかかるものは毎年増加してゆくため、とーちゃんの財布は寂しいままです。
 あちらのお国も流行り病の影響か、予定が狂い、予約した製品が何時になるのやらという状況が続いていたようですが、こちらも一気に挽回して来たようで、貧乏とーちゃんにとっては怖い日々が訪れる模様です。

さて、・・・またまた不良罪庫が増えてしまいました。
これ以上罪庫が増えると山の神の祟りが・・・。
ATLASのこの製品群、前回発売時には間に合いませんでしたので、次回はと思い、予約開始時に速攻で予約を入れました。
で、待つこと約2年半、忘れていたころに来るんですよね・・・爆弾。

まずはオレンジ色のニクイやつ、"We love OREGON"です。
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そして、水色の・・・と思って到着した製品を見ると・・・残念、84年仕様ではありませんか。
当鉄道のタイムフレームには若干合いません。前回と同じ仕様になると思い込んでいたのですが・・・ということで、現在のところ本当の罪庫状態です。

SP仕様、こちらは、ちゃんと?新製時の表記でした。
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さて、今回のボックスカーはちょっとだけ長いのですが、同形態の先輩格、Intermountainのボックスカーと比べてみましょう。
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比べると・・・これくらい長いですね。

妻板側を比べると・・・
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エンド部分の屋根廻りの処理に若干の違いがみられます。
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そして、クッションはHYDRA-CUSIONから汎用クッションのEOCに代わっています。
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また、色味がかなり違います。・・・まあ、Intermountainの色味が、茶色に振り過ぎのようにも感じますが。

ちなみに、Genesisのボックスカーと比べると・・・
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こんな感じです。

さて実車の解説は、いつも拝見させていただいている屋根裏親仁さまのブログに記載されております。
待望のFMCのボックスカーが入線いたしましたが、カプラーのストックが切れた状態が続いておりますので、カプラーを入手次第、交換をしていこうと思っております。

へっ!へっ!へっくしょぃ~ん!
流行り病の禍が収まりつつありますが、今年は粉の禍に酷くやられております。


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別窓 | FMC 5503 DD Boxcar | コメント:0 |
今年を振り返って・・・
2022-12-31 Sat 14:17
2022年も今日で終わり。
振り返ると色々あったはずですが、結局あっという間に大晦日。
今朝、今年最後の仕事を終え、帰宅しました。

流行り病の影響で仕事は一時期ボロボロ、会社はバタバタ、そんな最中に同僚が急逝、とまるでジェットコースターのようなで前半、ここ3ヶ月ちょっとだけ上向いてやっと3年前のペースに戻りつつあるかな・・・ってところでしょうか。
でも結局、皆さんとは大きくかけ離れ、モチベーションの維持が出来ずに模型工作はすっかり進捗なし、このブログもすっかり放置気味でした。
取り敢えず、少しでも手を付けなければ・・・と、2022年の自分の備忘録をアップします。

まずは2月、 Athearn HO RTR 50-foot FMC Combo Door Boxcar
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導入は昨年、手を入れたのは今年に入ってから・・・
この製品、残念なことに車体幅が広いので、ATLAS製の同型車と比べると気になります。この後1両はカッターを駆使?して屋根、側面、妻板をばらしてみたところ、結構いけそうです。"開き"の状態までにはしましたが、その後放置状態でので、年明けに進めようと思っています。

さて、ここからは増備編です。

2月、Athearn Genesis 50' PC and F Double Plug Door Box Car 8両増備
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まずは、6フィートと8フィート巾(14フィートの開口部)という向き合せのドア巾が違うボックスカー、SPとSSW仕様が2両ずつの4両。

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Evergreen Freight Car Corp.から購入したSPの8フィート巾のダブルドア(16フィートの開口部)のボックスカーが4両。

そして同時に、Athearn Genesis 50' PC and F Ext. Post Single Plug Door Box Car 2両増備
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SP/SSWのボックスカーと似ていますが、側面の補強が外側に出ている10フィート6インチ巾の1枚ドア車です。BN仕様も製品化されていてグリーンのボックスカーもと思ったのですが、当鉄道のタイムフレームに合いません。そのため、オレンジのGNとFRISCOの1両ずつを増備と相成りました。

2月にもう2両、 Atlas ACF 89-foot Flatcar 2両増備
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Atlas社製のフラットカーTOFC(トレイラーオンフラットカー)・・・いわゆるピギーパックです。載せるトレイラーは入手していませんが、編成にアクセントが欲しいのでバーゲンに思わず飛びつきましたが、扱いづらい89フィートの長いやつですので勾配線区には入線できないかもしれませんね。

そして時は流れ9月、Athearn Genesis 50' PC and F Single Plug Door Box Car 6両増備
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まずはSPの2両。2月に増備したのが6フィートと8フィートの両開きで14フィート巾の開口、こちらは14フィート1枚の片開きです。

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こちらはSSW仕様の4両。これで当鉄道茶色いPCFのこのタイプの貨車が23両に。この後、別仕様の9両の予約を入れてあります。

そして10月、ATLAS Evans Double Plug Door Boxcar 7両増備
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EVANS社製のこのボックスカー、DETAILS WEST社製のキット、そしてその後買い取った?AthearnのRTR製品、Scale Trains社製の製品、そしてこのATLAS社製と製品化されていますが、個人的にはこのATLAS社製が一番好きです。ただし、ちょっとリーズナブルではなくなってしまったことは少し残念ですね。

と、今年1年で25両の増備でした。でもまだ届いていない予約品がありますので、年明けがちょっと怖いです。まあ、若干円安も落ち着いてきているので・・・。

とまあ、内容の無い1年でしたが、来年こそは・・・。

では皆様、良いお年をお迎えください。



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Evans Double Plug Door Boxcar 増備
2022-10-11 Tue 14:51
昨年、予約していたATLASのボックスカーがやってきました。
基本的には、1996年に製品化された"Atlas HO 53' Evans Double Plug Door Box Car"のバージョン追加製品です。当線区にも、以前2両ほど入線しておりましたが、今回は色違いが入線です。
最近の製品にしては安価でしたので、大量の7両もの予約をしてしまったのですが、このところの円安で、すっかり予算オーバー。
先日、友人とも話したのですが、死語となっていた"舶来品"ですね。
さてこのボックスカーは、断熱仕様ですので、大きく分けると冷蔵車に分類され、気温や湿気を嫌う製品を運ぶための役割があります。先日のSPの貨車が合板等の木材製品を運搬していたのと同様にこの貨車たちも多くの企業や鉄道で木材製品の輸送に使われていたようです。また、IPDの課金においても通常のボックスカーよりも値段が高く設定されていたため・・・との意味合いもあったようです。
またこのタイプの貨車の大半はGE系のリース会社の所有(USLX)でした。

まずは、淡い緑色のLINNTON PLYWOOD ASSOSIATION使用の車輛です。
オレゴン州ポートランドにあった製材組合?でこの色の他にクリーム/エンジの塗り分けの貨車もあったようです。
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側面
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Bエンド
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Aエンド
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屋根とエンド部分はリベットで固定ですのでそれが再現されています。
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プラグドア廻りは一体成型で、あっさりと表現されています。ちなみに8フィートドアが2枚、16フィートの開口部です。
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PMAのマークがあります。
Plywood Marketing Association・・・合板製造会社の協会でしょうか・・・。
LINNTON PLYWOOD ASSOSIATIONは、この協会に加盟していてこの会社が直接借り受けているのではなく、PMAがリースを受け、この会社が使用しているようです。そのため、このPMAマークが入っています。
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車番の下に、空になったらオレゴンのリントンに戻してと記載されています。
また、プレートCのマークの下に、しっかりPMAがリースを受けていると記述されています。

LINNTON PLYWOOD ASSOSIATION下には小さくPMAのことが記載されています。
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右下には。アメリカの地図の中に製造会社名と製造プラント名が記載されています。
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ブルーアイランドプラントで製造されているので、これらの貨車をブルーアイランドリーファーと呼ぶ人もいるようです。

続いては、同じ合板製品輸送用の故意オレンジ色の貨車です。
同じくオレゴン州のこちらはアストリアにあった合板製造会社ASTORIA PLYWOOD CORP.の車輛です。
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側面は地味ですね
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Bエンド
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Aエンド
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社名の下に、"EMPLOYEE OWNED"とありますが、これはPMAに対してこれはうちの会社のだよ・・・ってことでしょうか。
そのためかプレート表記の下に、"ASTORIA PLYWOOD CORP.にリースしている"と表記されています。
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この会社、元々PMAに加盟していたようですが、途中で脱退しているようです。詳細は不明です。
いずれにしろ、前記のLINN|TON PLYWOOD ASSOSIATIONと共に現在は廃業?してしまったようです。

右側の側面はあっさりしています。
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そして右下はお決まりのマーク入りです。
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そして最後はカナダのBritish Columbia Railway所所有の貨車です。
この頃(1972–1984)のBCRの貨車の塗装はシックでとても好みの色合いですので、欲しかったのですが、今回ついに入手してしまいました。
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側面
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Bエンド
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Aエンド
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レポーティングマークはBCITですので、リースではなくBCRの所有ですね。
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For International service onlyと記載されていますが、これは、勝手にアメリカ国内で使いまわすなよ・・・って意味でしょうか?
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台車は、タッピングビスではなく、プラスティックのピンで留めています。ここは初期製品のままですので、改良を望みます。
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今から四半世紀以上前の製品ですが、下廻りは、チェックバルブまで再現されています。
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・・・とまあ、今回の製品レビューでした。
まずは、カプラーをKadeeに交換と思いましたが、手元の在庫が底をついてしまいました。
このところの円安、日本の経済レベルを考えるとますます厳しく、交換はしばらく先になりそうです。




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50' PC & F Single Plug Door Box Car
2022-09-20 Tue 16:36
気が付くともう9月も後半、今年もあと3ヶ月ちょっとですね。
半年以上放置状態となっておりましたが、体調に異常をきたしたわけではなく気持ちがなえておりました。
コロナの影響で仕事がイマイチなこと、2月末に、仲の良かった同僚が大動脈解離で急逝したこと等が原因でしょうか・・・。
さて、注文したのをすっかり忘れていた貨車が先月届きました。
このところの円安で、定価は変わっていないはずですが、支払金額が激変・・・おやじの財布にはかなり厳しい・・・です。
放置してしまうと罪庫になってしまうので、気持ちを切り替えて入線整備をしましょう。

前回の記事と代り映えのしないPC&F社製の貨車で、どこが違うんじゃいといわれそうですが、SP/SSWの形式はB-70-68で、1973~74年にかけて、SPが200両、SSWが300両の計500両が製造された14フィートのシングルプラグドア車です。
PFE車もこの一連のデザインですが、私はこのデザインが気に入っておりまして、これでこのタイプ、23両になりました。

まずはSP仕様が2両です。
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そしてSSW仕様が4両です。
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Athearn GENESIS の製品は、いつものとおり、クルクル廻るベアリングキャップの調整が必要で、まずは全車両チェックします。
今回の製品ロットは、接着されているのか外れづらくなっていましたが、数個は簡単に抜けましたので、接着対応しております。
しかし、車軸のブレがひどく、そのままでは伝助人形のようにフラフラと揺れまくってしまうものが大半で、車軸の抜き差しや廻してずらす等を繰り返して、当たりをとって揺れを抑えました。・・・KATOのコピーですが、精度は相変わらず残念なままですね。
カプラーはKadeeに交換しますが、替えると動きがぎこちないので、このパーツを確認すると・・・
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分かりづらいかもしれませんが、押し出しピン痕にバリが残っています。
これを削って、6Bの鉛筆を擦り込んで・・・
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再組み立てします。
・・・このパーツにエアホースA'ssyが接着されていないといけないはずですが、大半はカプラーボックスの側面に張り付いていました。取り敢えず支障が無いものは、そのままにしています。

さて、今回のシングルドア車の大きな特徴はこのドアストッパーでしょうか・・・
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側面向かって右側に開くので車端よりに上下2か所

そして反対側にも・・・。
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入手してから、1か月ほど放置、そして久しぶりの作業で手間取りましたが、やっと6両の整備が完了しました。
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カプラー交換と台車の調整 その3
2022-02-09 Wed 20:19
PC&Fの50フィート貨車、最後の4両の調整です。
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この貨車は以前アップしたこの貨車と同様旧Evergreen Freight Car Corp.の貨車です。
表記からすると1978年12月に再調整されていますので、そのタイミングでSPに移籍したと思われます。
また、断熱材はあるようですが、大掛かりな隔壁までは実装されていないので、区分はRBLではなく、XMIとなっています。
XMが通常のボックスカーですので断熱材で覆われているのでインシュレーテッドのIでしょうか・・・。
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塗替えの時期が1978年ですのでACI Labelsはありません。また、黄色い文字も控えめにCUSION-CARのみですね。
この貨車は、パルプ・紙製品の運搬に使われるために製造され、大きな特徴はこのベンチレーターです。
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ドアも、他のダブルドア車が6フィートと8フィートの組み合わせに対して、この車輛だけは8フィートのダブルドアになっています。
ちなみに、このタイプ(外観が近い)PC&F製のSP/SSWの50フィート車は、70ton車、100ton車を含め以下のようになっています。
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1965年からおよそ10年間で10,000両以上製造されているんです。
そのため、70年代後半から80年代初頭にかけてのSPの編成には欠かせないタイプの車輛なんです。
興味の無い方からすれば、同じようなやつを・・・どこがオモロイねんとお思いかもしれませんが、まあこれだけ種類があれば揃えたくもなるでしょ?・・・。

さ~て、厄介なGENESISのベアリングキャップとカプラー交換のおさらいです。
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まずは、車輛を整備台に置きます。

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台車を外します。

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ベアリングキャップを飛ばさないように、慎重に台車から車輪を外します。

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ベアリングキャップをこれまた慎重に外して、取り付け側を上に向けておきます。
・・・ちなみに、今回、10両、40軸、80個のうち2個・・・どこかにお隠れになりました。

ここからは、写真を撮る余裕がありませんでしたが、ゼリー状瞬間接着剤を車軸端に付けて、ベアリングキャップの凹みに合わせて一気に差し込み、爪の先で瞬間のはみだしを慣らします。
この際、車軸(台車の軸受けに当たる部分)を綺麗に磨く。
台車に嵌めて、指で廻してみる。台車枠が開き気味なので、指で幅を狭める方向に押して調整する。
車軸のブレなどがあった場合は差し替え、車輪と車軸を廻してずらす等を繰り返してスムースに廻るように調整する。

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最後に6Bの鉛筆で車軸廻りに擦り込みをする。
指で廻して、黒鉛をなじませる。
・・・すると見違えるように、スムースに軽く転がるようになります。

そして、Kadeeカプラーに交換です。
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ネジを外して、カプラーボックスの蓋を慎重に・・・エアホースA'ssyがいらぬところにも接着されている(接着剤がたんまりの為)可能性を考慮し外す。・・・エアホースA'ssyを気にしていたら・・・カプラーカットレバーA'ssyが外れました。

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外れたA'ssyを接着。

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カプラー交換完了。
そして、台車を取り付けて・・・

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最後にカプラーチェックです。
チェックゲージでちゃんと高さがあっているかをチェックして、完了です。

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以上で4両の整備完了です。

ここ数年で価格が高騰しましたが、品質は変わらず・・・しょうがないですね。
取り敢えず、10両のボックスカーの整備終了!です。


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